広告 madre 日々のつぶやき

【ポテトサラダとお釈迦さん】すべては幻|母親なんて、ないから【しんめいPさんの「自分とか、ないから。」を読んで|本レビュー】

【ポテトサラダとお釈迦さん】すべては幻|母親なんて、ないから【しんめいPさんの「自分とか、ないから。」を読んで|本レビュー】

 

「母親なんだから、ポテサラくらい自分で作れよ」

 

そんな言葉で、一時SNS界隈がわちゃわちゃしたポテサラ論争。

 

ポテトサラダをスーパーで買う。

 

ただそれだけの行為が、なぜか世間をザワつかせたことがありました。

 

とある本を読んだ時に、ふとこの出来事を思い出したのでシェアします。

 

できれば、「べき」に縛られがちな方はぜひ目をとおしてほしいです。

 

きっと、これからの考え方がラクになるキッカケを与えてくれます。

 

自己紹介_二児ママまどれ

 

【べきべき思考に要注意】自分もまわりも苦しむ思考だから

 

突然ですが、みなさんは日常でこのような考え方にしばられていませんか。

 

  • 母親とはこうある「べき」
  • 父親たるものはこうある「べき」
  • これは〇〇がする「べき」

 

とくに真面目な方ほど多い考え方です。

 

…実はわたしもそうだったんですけどね。(←自分を真面目って言ってるよこの人www)

 

しかし、この考え方はオススメできません。

 

知らず知らずのうちに自分でつくりあげた「べきべき思考」で悩みがちになるからです。

 

また、この「べきべき思考」を自分だけでなく相手に押し付けてしまうと、まわりの人も苦しみます。

 

しかし、わたしはとある本に書いてあった考え方と出会ったことをキッカケに、この思考から解放され心がラクになりました。

 

その考え方がなにかというと「東洋哲学・仏教」です。

 

 

【自分なんてないし、すべて幻】しんめいPさんの本と出会う

「自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」について

 

わたしが出会ったのは、しんめいPさんの自分とか、ないから。教養としての東洋哲学という本。

 

自分とか、ないから。教養としての東洋哲学・著者:しんめいP・書籍イメージ

本の情報

  • 書籍:自分とか、ないから。教養としての東洋哲学
  • 著者:しんめいP
  • 出版社 ‏ : ‎ サンクチュアリ出版
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/4/23
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 352ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4801401279
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4801401273
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.9 x 2.3 cm

 

東大卒で元ニートの著者(これだけで面白い)が、ご自身の経験をもとに執筆した本です。

 

かんたんに本の内容をいうと、東洋哲学をおもしろおかしく楽しめるように咀嚼した本ですね。

 

この本でわたしが出会った考え。

 

それが「無我(むが)」と「空(くう)」です。

 

 

「無我(むが)」とは

 

無我は「自分なんて、ない」ということ。

 

そもそも自分なんてものは、はじめから存在しないもの。

にも関わらず「自分とはなにか」などと探そうとするからしんどくなってしまう。

 

といったような教えのことです。

 

「空(くう)」とは

 

空は「この世のすべては幻」という考え方のこと。

 

この世のすべては幻。

当たり前だと思ってることも、すべて言葉あそびという魔法の上で作られたフィクションである。

 

といったような教えのこと。

 

お釈迦さんが提唱した「無我」という概念を、龍樹という方がさらに深めた教えが「空」です。

 

 

「無我(むが)」と「空(くう)」に出会って、思い出したこと

 

この2つの考え「無我」と「空」に触れた瞬間、急に思い出したことがあります。

 

それは、一昔前にネット上でみかけた「ポテサラ論争」です。

 

【なぜ決めつけたのだろう】ポテサラ論争に想いを馳せて

 

みなさんは覚えているでしょうか?ポテサラ論争。

 

スーパーの惣菜コーナーで小さいお子さんを連れた女性がポテトサラダに手を取った瞬間。

 

見知らぬ男性に放たれた一言。

 

母親なんだから、ポテサラくらい自分で作ればいいだろ

 

このエピソードがネットで炎上した時期がありました。

 

当時すでに母親だったわたしは

 

「いや、ポテサラつくるの意外とめんどいねんぞ!」

 

と純粋に思っただけだったのですが…(笑)

 

「無我」と「空」の考えを知ってからこのエピソードに触れると、気になることが出てきました。

 

なぜ、この男性は勝手に女性を「母親」と決めつけたのだろう。

 

ということです。

 

 

【そこだけ切り取っても】他人にはわからないのだ

 

「小さい子を連れている女性」

 

それだけでは、実際にその女性が母親かどうかはわかりません。

 

お子さんを預かってくれている母親の姉妹や、友達かもしれない。

 

はたまた、年の離れたお姉ちゃんという可能性だって否定できません。

 

「子連れだからきっと母親に違いない!」

 

そう男性が勝手に考えたとて、いろいろとケースは考えられる。

 

他人にはなにもわからないんです。

 

それにも関わらず、男性はとおりすがりの女性を勝手に母親と決めつけた…

 

さらに勝手に男性がつくりあげた「べきべき」の母親像や価値観で

ストレスを勝手に抱いたあげく、女性に物申す…

 

正確かわからないことで勝手にイライラして、

さらに他人にストレス与える言葉を投げかける必要…ないですよね(苦笑)

 

 

【男も女も、あなたもわたしも】すべては切り離せず、つながっている

 

そんなことを考えながら、このポテサラ論争の登場人物を振り返ると…

 

その男性も母親らしき女性も「水とタンパク質、その他物質でできた塊」です。

 

同じ物質で構成された、ただの人間なんですよね。

 

男性も人間。女性も人間。

あなたもわたしも、ただの人間。

 

わたしたちはみ〜んな同じような物質でつながっていて、決して切り離すことはできない。

 

この世はすべて「ことばあそび」で成り立っています。

 

人間が作った概念の上に、さらに「べき」という物語を重ねているだけで、みんな繋がっている。

 

「母親」とか「父親」という名称ですら、人間の言葉あそびでできたものなんです。

 

そう考えると、日々の生活で何かを決めつけたり「べき」で縛る必要なんてありません。

 

結果…

ポテサラ買ってはいけない理由なんて、ない!!(`・ω・´)キリッ

 

この本を読んだことで、そんな結論に行き着いたのです(`・ω・´)キリッ

(なんじゃそりゃ〜😂)

 

>>> ポテサラ論争にたどりついた「自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」を見てみる

 

 

【心を軽くして】ポテサラ買いにいこう!

 

…とまぁ、何が言いたいかっていうと

人間生活、すべては幻。「べき」に縛られる必要なんてないってこと。

 

人類みな、ポテサラ買っていいってことですっ(`・ω・´)キリッ ←

 

そう思えたら肩のチカラが抜けて、キモチが楽になりませんか?☺️

 

だから、もしこれからの人生において「べき」に縛られて苦しくなっている。

 

そんな自分に気づいたときは、ふとこのエピソードを思い出してみてください。

 

そして心を軽くして「ポテサラ」を買いに行ってみてはいかがでしょうか☺️笑

 

自分とか、ないから。」は、わたしにそんな気づきを与えてくれる本でした。

 

自分とか、ないから。教養としての東洋哲学・著者:しんめいP・書籍イメージ

本の情報

  • 書籍:自分とか、ないから。教養としての東洋哲学
  • 著者:しんめいP
  • 出版社 ‏ : ‎ サンクチュアリ出版
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/4/23
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 352ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4801401279
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4801401273
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.9 x 2.3 cm

 

読んでみたくなったけど…読書する時間なんてない。

 

さいごに、そんな悩みを抱えた方に朗報です。

 

実は今回ご紹介した「自分とか、ないから。」ですが、無料で内容を知る方法があります。

 

その方法はアマゾン オーディブル(amazon audible)です。

 

アマゾンオーディブルイメージ画像

 

まどれ
本を耳で楽しむサービスですね。

 

通勤中や家事の時間が、耳をつかう読書時間にかわるツールです。

 

無料で使える体験期間もあるので、気になる方は以下の記事をどうぞ。

 

 

ではでは、ここまでこんな感想文を読んでいただきありがとうございます。笑

 

ただ、この記事があなたのキモチが楽になるキッカケになったのであれば嬉しいです☺️

 

いっしょに「べき思考」に囚われすぎず、人生を気楽に生きていきましょう〜🤗

 

ではまた次回の記事で。

 

Hasta luego〜^^♪

(アスタルエゴ:スペイン語でさようなら)

 

自分とか、ないから。教養としての東洋哲学・著者:しんめいP・書籍イメージ

本の情報

  • 書籍:自分とか、ないから。教養としての東洋哲学
  • 著者:しんめいP
  • 出版社 ‏ : ‎ サンクチュアリ出版
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/4/23
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 352ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4801401279
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4801401273
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.9 x 2.3 cm

 

アドセンス広告

-madre, 日々のつぶやき