この記事はこんな方におすすめ
- 正社員からフリーランスになる時に保育園継続ができるか知りたい方
- 脱サラ直後に収益がない状態でも開業届を受理してもらえるのか知りたい方
- 脱サラ後に保育園の継続ができるのか知りたい方
脱サラして正社員からフリーランスになり、個人事業主として働く方がふえてきました。
そうなると、気になるのが保育園の継続ができるかということ。
いくら個人事業主として働く方が増えてきたからといって、まわりに同じような働き方をしている方はまだ少ないのが現状です。
実例を聞きたくても、なかなか話が聞けずに困っている方も多いかと思います。
（わたし自身、当時はたくさんネットの情報をかき集めていました。）
そこでこの記事では「開業してすぐのほぼ収益がない状態でも保育園の継続が出来たのか」について書きつづりました。
実際に正社員から脱サラしてフリーランスに転向し、個人事業主となった経験をもとに執筆しております。
参考記事
その際に必要となった「開業届の申請方法」については以下の記事を参考にしてください
とはいえ、記事内でもしつこいくらいに同じ文面が出てくるかと思いますが
あなたにとって確実な最新情報は、お住まいの地域の自治体でしかわかりません。
「この記事はどこぞの誰かの経験談」ということを頭において、あくまで参考であることを大前提に目を通していただくようお願い申し上げます。
注意ポイント
自分自身が保育園の継続ができるのかについての確実な最新情報は、お住まいの地域の自治体でしかわかりません。
目次
【経験談】勤続10年超の正社員から脱サラを決意したけど出てきた疑問
小一の壁にぶちあたったことで、上の子の幼稚園卒園にあわせて10年以上お世話になった会社を脱サラすることに。
正社員からフリーランスになることを決意しました。
今までは雇用されていた立場で、会社に守られた状態でした。
しかし、今後はすべて自分次第。自己責任の働き方にかわります。
昔から夏休みの宿題などもギリギリにならないとできないタイプだったからこそ「自分を追いこみ頑張っていこう！」と気持ちを奮い立たせました。
…が、そう思った矢先にふと頭によぎりました。
そうなんです！下の子の保育園問題が勃発です！！
脱サラ前の段階で気づいてよかった〜〜〜！！
【保育園の継続はどうなるの？】結論：答えは最寄りの自治体でしかわかりません
脱サラを決意したとて、「保育園の継続ができるのか問題」をスルーして見切り発車するのはリスクが高すぎます。
ということで、数ヶ月前から事前に下調べを済ませて「確実に保育園の継続ができそう！」とわかってから会社へ離職相談をしました。
当時を思い出すと、下調べをする時はたくさんの情報やブログを見てとても参考になったことを思い出します。
とはいえ、参考になるブログ記事にはどの方も共通して発言していることがありました。それは…
【確実な最新情報は、お住まいの地域の自治体でしかわからない】
ということです。大切なことなのでもう一度いいます。
【確実な最新情報は、お住まいの地域の自治体でしかわからない】
このブログ含め、あなたにとって100パーセント正確な情報はネットで調べるだけの情報ではわからないんですよね。
注意ポイント
自分自身が保育園の継続ができるのかについての確実な最新情報は、お住まいの地域の自治体でしかわかりません
ただ、それでも当時のわたしにとっては同じ立場の方々のブログがとても有益でした。
なぜなら下調べができたことで、自治体へ質問などをするときにスムーズに確認することができたからです。
その経験からあくまで”2024年4月当時の参考”とはなりますが「同じような立場の方に微力ながらお力添えできれば」という思いで、このブログは執筆しています＾＾
【体験談｜保育園継続】わたしのエリアは開業届必須でした
脱サラ後もフリーランスとして働く場合の保育園の継続方法について調べたところ、自治体によって必要な提出書類について異なることがわかりました。
大前提「確実な最新情報はお住まいの地域の自治体でしかわからない」ものの…
わたしが住むエリアでは「保育園継続にあたって以下の書類提出が必須」との回答でした。
わたしが保育園を継続するにあたり必要だった書類
- 異動届兼支給認定変更申請書
- 就労証明書
- 事業に関しての直近の確定申告書・開業して間も無い状態で確定申告書がなければ開業届
（上記２種類とも提出が困難な場合は事業開始に伴って発生した経費等の領収書など、実態がわかるもので要相談）
※わたしは開業届を提出しました※
脱サラ前に色々と調べたところ、わたしの自治体と同じ書類が必要なエリアが多かった印象です。
ただ、見かけるブログによってはわたしのエリアでは必須の書類が不要の地域もありました。
（事業の実態がわかる資料（収支が記載された帳簿や事業を行っている）さえそろっていればOK）
地域によっては資料提出時に、事業内容を根掘り葉掘り聞かれた経験を書き綴っている方もいらっしゃいましたし、自宅まで事業の実態調査にきているケースも拝見しました。
あらためて、本当に自治体によって扱いが様々だなぁと感じます。
そして、同じ自治体であったとしても数年でルールが変更になることもあります。
これはわたし自身も経験があるのですが、下の子の保活の際に「上の子と同じ園」へ「同じ自治体」経由で入園するにもかかわらず、上の子の入園時にはなかった制度ができていたり、書類の形式が変更となっていたりと、異なる点が数点ありました。
これらの経験を考えても、やはり最新の情報に関しては最寄り自治体への確認が必須だといえます！
注意ポイント
保育園を継続するために必要な書類の詳細などは、最寄りの自治体で確認が必須！
【体験談｜開業直後は収益ほぼゼロ】開業届の提出は受理されるのか？結論：秒速で提出完了
保育園の継続についてたくさん調べて、実際に最寄りの自治体にも直接確認した結果、わたしのエリアで脱サラ後に保育園を継続するためには開業届があれば問題はなさそうということがわかりました。
とはいえ、会社に雇われずに働こうとするなんて今回が初めてでほぼ知識ゼロ状態です。
そのため、不安がよぎりました。
今後の見通しがたっていない状態でも開業届って提出して受理してもらえるもんなんかな？
この不安がどうなったのか。結論から言うと
…はい、秒速です。提出時に混雑さえしていなければ、ほんとに秒速です。
受付担当者が本人確認書類と記載内容に相違がないかチラチラ〜っと確認し、持参した控えに印鑑いただいて終了でした。
控えは自分で用意していかないと発行していただけませんので必要な方は必ず原本（提出分）のコピーを持参しましょう。
わたしは今回の書類作成にあたり【 freee開業 】を使いました。登録から作成まで全て無料で利用可能だったのでオススメです！
・開業届の提出方法については以下の記事が参考になりますよ
受付開始から印鑑押印まで、ものの30秒程度です。
わたしの最寄の税務署は受付が２Fなのですが、それに気づくまでに３分程かかったにも関わらず税務署の滞在時間はものの５分程度でした。
（たぶん、迷わなければ3分以内でいけたんじゃないかなって思ってます（笑））
あっけなさすぎて拍子抜けして、直後に思わずX（Twitter）でつぶやいたほどです(笑)
ほとんど収益発生してないですが、追い込まれないとできないタイプなので開業届提出することに！提出する前すこしドキドキしてたのに、税務署ついて五分以内に手続き終了して拍子抜けした！！笑
— madre_worker｜まぱれさん｜ブログ×デザイン (@madre_worker) April 5, 2024
しかもぶっちゃけ、別に税務署に行かなくても自宅でも手続き可能なんですけどね。
郵送でも受付してもらえますし、e-taxを利用すれば郵送代も不要です。
【体験談｜最終的に保育園の継続はできたのか】結論：認めていただけました
なんなく開業届をゲットしたわたし。
事前に用意していた物を含めてすべての書類が手元に揃いました。
わたしが保育園を継続するにあたり必要だった書類
- 異動届兼支給認定変更申請書
- 就労証明書
- 事業に関しての直近の確定申告書・開業して間も無い状態で確定申告書がなければ開業届
（上記２種類とも提出が困難な場合は事業開始に伴って発生した経費等の領収書など、実態がわかるもので要相談）
※わたしは開業届を提出しました※
直近で勤務していた会社の有休消化中のタイミングではありましたが、開業準備と並行してすでに自身の業務を開始していました。
ということで、最寄エリア自治体の保育課へ提出のタイミングを確認しがてら書類を持参しました。
結論、すでに業務を開始しているのであれば別に有休消化中で会社に籍があっても問題がないとの理由で、そのまま保育園継続にあたっての書類一式を受理していただきました。
別に悪いことをしているわけでは一切ありませんが、取り調べみたいなことをされるのかなぁ〜とドキドキしていたので、特に何も聞かれることもなく必要書類の提出のみで完結。
あとは自治体から保育園へ勤務内容の変更申告があった旨の報告があって完結することのことでした。
わたしは事前に保育園へもフリーランスに転向することを報告しており、保育園に提出する書類については自治体への異動手続き完了後で問題ないと確認済みでした。
とはいえ、園によっては事前に把握しておきたいという方針の園もあるかもしれません。
色々と見切り発車で動いて事後報告になるよりかは、事前に園への確認もとっておくとスムーズだと考えます。
【死ぬ気で(死なない程度に)頑張ります！！】ほぼ収益ゼロの状態でも保育園継続が受理されました
正社員からフリーランス転向してどうなったかまとめると、起業直後の収益なしの状態でも開業届の提出ができました。
その開業届をもとに自治体への変更手続きも認めていただけた結果、保育園の継続も可能になりました。
晴れて脱サラ後も働き続けるにあたっての気がかりがなくなりました！
自治体にも認めていただいたので名ばかり個人事業主にならない為にも死ぬ気で（死なない程度に）頑張っていく所存です！
まとめとして、正社員からフリーランス転向にあたり今回必要だった書類についてまとめます。
…が、何度も「もうええて！！」レベルでしつこいかとは思いますがあえていいます。
【確実な最新情報は、お住まいの地域の自治体でしかわかりません】
自治体により手続き方法や提出書類等は異なります。
この記事の内容はあくまで参考に留めていただき、最寄りの自治体に直接確認をとった上で、書類などの準備をしてくださいね〜^^
今回、保育園継続にあたり必要だった書類
- 異動届兼支給認定変更申請書
- 就労証明書
- 事業に関しての直近の確定申告書・開業して間も無い状態で確定申告書がなければ開業届
（上記２種類とも提出が困難な場合は事業開始に伴って発生した経費等の領収書など、実態がわかるもので要相談）
※わたしは開業届を提出しました
この記事を最後まで確認いただいた方は、きっとわたしと同じようにフリーランス転向にあたって頑張ろうと動き始めている方がほとんどかと思います。
ぜひお互いに今後も頑張っていきましょう！！微力ながらご参考になったのであれば幸いです^^
ではまた、Hasta luego^^
